平昌オリンピック(ピョンチャン冬季五輪)の全て!最新情報,費用,会場,経済効果,投票結果

平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック・ピョンチャン冬季五輪)は
大韓民国の江原道・平昌で開かれる予定の第23回冬季オリンピックです。
韓国としては1988年ソウル夏季オリンピック以降30年ぶりに開かれる
オリンピックであり、初の冬季五輪でもあります。
アジアで開かれるのは日本の札幌、長野に次ぐ3番目。
これで韓国は夏季五輪、冬季五輪、世界陸上、
ワールドカップ(W杯)を全部開催することになり、
世界で6番目に全てのメジャースポーツ大会を開催する国と
なりました。(世界陸上は2011年に大邱市で開かれました。
今までこれらを全部開催した国はドイツ、イタリア、
フランス、ロシア、日本の5か国。
何と米国がリストにありません。米国は世界陸上を
開催していないからです。そんな米国が遂に2019年の
世界陸上大会に立候補したといいますが、果たして結果は?)
ちなみに日本の場合、1991年(東京)と2007年(大阪)に
世界陸上、2002年にW杯、1972年(札幌)と1996年(長野)に
冬季五輪、1964年(東京)に夏季五輪を開催しています。
そして2020年に夏季オリンピックの開催が決定しました。
開催地(開催都市)は再び東京です。

 

 

 

選考過程(投票結果)
2018年の冬季五輪に立候補した都市はフランス・アヌシー、
ドイツ・ミュンヘン、韓国・平昌の3都市でした。
1次選考で落選都市がなく、全都市が通過したため、
2011年7月6日に南アフリカ・ダーバンで開かれた
第123次IOC総会で最終投票が行われました。
投票結果は以下の通り。

 

 

 

2018年冬季オリンピック開催地・第1次投票結果
アヌシー(フランス):得票数(7)・得票率(7.37%)・順位(3)
ミュンヘン(ドイツ):得票数(25)・得票率(26.32%)・順位(2)
平昌(韓国):得票数(63)・得票率(66.32%)・順位(1)

 

 

 

第1次投票で63票という圧倒的な票を集めた平昌が
(過半数を得たため)開催地に選ばれました。
これは今まで行われたオリンピック招致レースの中で、
1回目の投票で過半数を得た都市の中で最も多い得票記録です。
今までの最多得票記録は2002年ソルトレイクシティ冬季五輪が
招致された際の54票。
平昌(ピョンチャン)は過去2回の冬季五輪開催地投票で
共に1次投票で最多得票を得ていながらも2次投票で逆転されて
落選した痛い経験を持っています。これはヨーロッパとアメリカ(米国)に
分かれていた票が2次投票で集まったからだと分析されています。
よって今回は1次投票で終わらせちゃおう!という戦略を
立てており、それが見事に功を奏しました。
計95票の内63票を獲得。得票率は66.3%に及び、
これは歴代得票率でも4番目の記録です。
過去2度の失敗から学んだ結果が出たと
言われており、プレゼンテーションの場合も
「今回平昌が披露したプレゼンテーションは
確実に過去の2回よりも良くなっている」と
評価されました。(IOC委員であるモナコ・
アルベール2世の発言)
その前までは相当評価が悪かったらしいです。
ただ、ミュンヘン招致を進めていたトーマス・バッハ
(THOMAS BACH)IOC副委員長は「我々が落選したのは
平昌に過去2度の落選による同情票が集まったから。」と
不満を露わにしました。

 

 

 

マスコミの分析によると、IOC委員の半分を占める
ヨーロッパ委員のピョンチャン推しが大きく
結果を左右したそうです。2020年夏季五輪には
ローマ(イタリア)、マドリード(スペイン)、
サンクトペテルブルク(ロシア)が開催地として
立候補予定であったため、2018年の冬季五輪が
ヨーロッパで開かれるのは好ましくない、と
判断した委員が多かったとか。
それでヨーロッパの票がピョンチャンに集結、
このような圧倒的な結果が出たといいます。
(でも結局2020年の夏季オリンピックは東京になりましたけどね。)

 

 

 

ロゴ(エンブレム)

PYEONGCHANG-OLYMPICS-EMBLEM

 
平昌(ピョンチャン)のハングル表記は
「평창」であり、このうち頭文字であるㅍ(英語ではP)と
ㅊ(英語ではCH)が採用されました。
ㅍは天・地・人が調和した祭りの場を、
ㅊは雪・氷・選手らを表すそうです。

 
マスコット

Soohorang&Bandabi

 

 

 

会場(競技場)

 

 

 

競技会場は計13カ所にあり、全ての試合会場は
ピョンチャンオリンピックメイン競技場から30分内に移動できるように
配置されます。開催地域は平昌(ピョンチャン)、
旌善(チョンソン)、江陵(カンヌン)の三ケ所に
分けられ、六つの新設会場が2016年末までに
竣工する予定です。

 

 
平昌(ピョンチャン)
アルペンシアリゾート(スキージャンプ、バイアスロン、クロスカントリースキー、ノルディック複合、リュージュ、ボブスレー、スケルトン・計4か所)
龍平(ヨンピョン)リゾート(アルペンスキー・技術系)
普光(ボクワン)フェニックスパーク(フリースタイルスキー、スノーボード)
横渓(フェンゲ)オリンピックパーク(開閉会式)

 

 

 

旌善(チョンソン)
中峯(ジュンボン)山地(アルペンスキー・スピード系)

 

 

 

江陵(カンヌン)
江陵(カンヌン)インドア・アイスリンク(カーリング)
鏡浦(キョンポ)アイスホール(ショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート)
ユニオン・ホッケーセンター(アイスホッケー)
サイエンス・オーバル(スピードスケート)
嶺東大学校体育館(アイスホッケー)

 

 

 

ここで最も話題なのが開会式・閉会式が
実施される予定の横渓(フェンゲ)オリンピックパーク。
当初観客席を1万から5万席に増やし、開会式・閉会式を
アルペンシアリゾートで行う予定でしたが、
スキージャンプ選手達のトレーニング時間の都合、
暴風雪への対策不備、出口が少なく狭いため混乱が避けられない、等の
問題点が浮き彫りになりました。
よって開・閉会式が実施される競技場を
横渓(フェンゲ)オリンピックパーク(新設)に変更。
しかし横渓オリンピックパークの周辺に住んでいる住民は
わずか4千人。どう見ても開催後の目処がたたなかったため、
韓国政府が2014年9月、競技場を江陵に変更する意向を表明しました。
でも江原道、そして平昌の住民はこれに猛反発。
「江陵に変更するくらいならオリンピック返上いきます!」
ということで結局中央政府が折れる形で江陵への主競技場変更案は
無効となりました。もともと開会式・閉会式は
開催地(開催都市)で行われるのが原則ですしね。
従って2018年冬季ピョンチャン五輪の開・閉会式は
2015年1月から着工される予定のフェンゲオリンピックパークで
実施されることが確実になっています。
また、もう一つ問題になっている会場がアルペンシアリゾート。
2018年ピョンチャン冬季五輪招致が決まり
訪問客が大幅に増えたものの、もともと抱えている負債が
多額であるため中央政府の補助金無しでは破産、
結局売却するしかないと言われています。
政府、買ってくれ~!(・・・)

 

 

 

選手村&メディア村
平昌(ピョンチャン)マウンテンクラスター(アルペンクラスター)選手村
江陵(カンヌン)コースタルクラスター選手村及びメディア村
平昌アルペンシアIBC/MPC・国際メディアセンター/メインプレスセンター
(3カ所とも新設予定)

 

 

 

種目(競技)

2018年ピョンチャンオリンピックで実施される予定の
競技は以下の15種目です。

 
アルペンスキー
クロスカントリースキー
スキージャンプ
ノルディック複合スキー
フリースタイルスキー
スノーボード
スピードスケート
フィギュアスケート
ショートトラック
アイスホッケー
ボブスレー
スケルトン
リュージュ
カーリング
バイアスロン

 

 

 

 

 

経済効果

 

 

 

2018年平昌冬季五輪の経済効果は2兆円に及ぶと推定されています。
しかしこれはあくまで推定。実際どうなるのかは誰にも分かりません。
バンクーバー(カナダ)や長野(日本)冬季五輪の
時のように赤字で終わるかも知れないし、
リレハンメル(ノルウェー)やレークプラシッド(米国)
オリンピックみたいに結構な黒字を残すかも知れません。
レークプラシッドの場合、人口2万人の小さな町でしたが
オリンピックのお蔭で400億以上の黒字を記録、
国際都市としても発展しました。雇用率も上がるなど、
経済効果は大変大きかったといいます。だからピョンチャンが
ロールモデルにしているのもレークプラシッド冬季五輪だとか。
でも、最近のオリンピック自体、黒字を期待するのは
難しいという見解もあります。実際に
1988年ソウルオリンピック、2002年W杯、アジア大会2002(釜山)、
2014(仁川)等、最近韓国で開かれた国際大会は
全部赤字でした。
前大会であるロシア・ソチ冬季五輪も赤字覚悟で
5兆円という予算(費用)を投入しています。
その代わりロシアという国、そしてソチという都市の知名度を
上げるマーケティング効果があったと言われていますが、果たして
それが5兆円に見合うものなのかは・・・。
ちなみに平昌冬季オリンピックに投入されると予想されている
予算(費用)は全部で90億ドル。
バンクーバー五輪(18億8000万ドル)より4倍以上多いですが、
ソチ五輪(510億ドル)に比べると少ない方です。

 

 

 

その他

 

 

 

ピョンチャンオリンピックの閉会式が行われる2018年2月25日は
現朴槿恵(パクグネ)大統領の任期が終わる日であり、
次期大統領が就任する日でもあります。よって開会式は
オリンピック憲章に則り朴槿恵大統領が開会宣言を
行い、閉会宣言は午前中に就任式を終えた次期大統領が
行うと予想されています。次期大統領の初イベントがオリンピックの
閉幕式になるわけです。
まだ次期大統領の出席が決まったわけではありませんが・・・
もし次期大統領が閉幕宣言をしたら、開幕式と
閉幕式に違う国家元首が宣言をするオリンピック史上初の
出来事になるでしょう。

 

 

 

また最新情報が入り次第、お伝えします。






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